「失礼します!」
昼休みが始まると、5年生の可愛らしい女の子2名が職員室にやって来ました。
「校長先生、どこかお掃除するところありませんか?」
よく見ると、女の子の右手には掃除道具セットが握られています。
「うーん。今、掃除時間が終わったばかりだからね。うーむ。そうだ!刈り取った草をゴミ袋に入れてもらえると一番嬉しいけど、手が汚れちゃうからね。」
「やります!」
と、即答。
15分後、2人の額にはうっすら光る汗。渡した45リットルの2つのゴミ袋は満杯です。
昼休みなのに、他の人を喜ばせるために自分が面倒なことを引き受ける2人の子どもボランティアに超感激です。