2018年7月31日火曜日

先生たちの夏休み:授業研究

この日は若い先生たちの授業研究です。
1学期に実際にやった授業をもう一度、大勢の先生たちが見ている前で、再現します。
見ている先生たちは子ども役。子どもになりきって手を挙げて答えます。

そして、10〜15分の再現授業の後は、授業検討会です。
「もっと教師のしゃべる時間を削らないとダメ」
「教師が説明するんじゃなくて、子どもたち自身に気づかせた方がいい」
「黒板に教材を掲示する配置をもっと工夫して。子どもたちにも授業の流れが見通せるように」
・・・などと、先輩の先生たちから厳しい意見がたくさん出てきます。
でも、若い先生はへこたれません。少しでも子どもたちに、わかりやすく楽しんでもらえるような良い授業を、したいと心の底から願っているからです。

例えば写真の先生は、同じ授業をもう6回くらいやっています。
試行錯誤を何度も繰り返し、良い授業の大原則をこうして身につけていくのです。

2018年7月30日月曜日

先生たちの夏休み日記:机や椅子の入れ替え

机や椅子の古くなった物や状態の悪くなってしまった物を、3階の教室から玄関まで運び出しました。
何往復もして、先生たちのTシャツは汗びっしょり。
夏休み中に新品の机や椅子と入れ替えるのです。
2学期からピカピカの机や椅子で勉強できることになった子どもはラッキーです。
全員分では無いので、その点はご容赦ください。

2018年7月27日金曜日

先生たちの夏休み日記:新しい体育のやり方

7月27日(金)
午後から愛川町文化会館で行われる教育委員会主催のグレードアップサマーゼミに、大勢の先生が参加。
2020年度から本格的にスタートする新しい学習指導要領に沿ったこれからの体育の授業のやり方を学ぶためです。
具体的には、知識や技術を先生が教えるのではなく子どもたち自身が学んでいくこと、勝ち負けとかできるできないとかではなく運動そのものの楽しさを味わわせること、運動の得意な子どもも苦手な子どもも障害のある子どもも無い子どももみんなが一緒に楽しめる工夫が必要であること、などを学びました。

先生たちの夏休み日記:マスクマン参上

校地内に不審者⁈
職員室の窓から怪しげな男が行ったり来たりしているのが見えます。
帽子にゴーグル、フルフェイスのマスク、左手には何故かほうきを持っています。
近づいて見ると、よく見る膝下の短パンとTシャツ姿。
そう、先日も体育小屋の掃除をしていた体育担当の先生でした。
今日は、体育小屋、体育館の器具庫に続いて、新館の体育器具庫の大掃除をしていたのです。
砂ぼこりがものすごい勢いで舞い上がるので、鼻と口をマスクで完全防備していたのです。
綺麗好きのマスクマン、いろいろな場所を綺麗にしてくれてありがとう!

先生たちの夏休み日記:子どもたちをじっくりと見つめなおす

7月27日(金)
1学期の子どもたちの様子を観察してきたことやアンケート結果などをもとに、じっくりと見つめなおしています。
YPプログラムという手法を使い、専門家のスクールソーシャルワーカーさんの助言をいただきながら進めています。
学級全体の雰囲気を見たり、一人一人の子どもたちが学級でどのような立ち位置にいるのかを確認したり、コンピュータの分析と照らし合せながら話し合っています。
こうした一人一人の子どもたちのことを複数の先生たちで見つめなおして、2学期からどのような手立てを取っていくのかを検討することも、夏休みの大切な仕事の一つです。

2018年7月26日木曜日

先生たちの夏休み日記:草むしり

ゴールデンウィーク明けから、頑張って草刈りを続け、かなりきれいになっていたはずの校地内。
しかし、雑草の生命力はすごい。連日の暑さが後押しして、今や畑も駐車スペースも校庭の周りも、ジャングルのように雑草がのび放題。
刈っても抜いても、抜いても刈っても、雑草はすぐにのびてきてしまい、ギブアップ。心が折れました。
ならば、この時期は雑草の好きなように生長させてやり、夏休み明けからバッサバッサとマシーンのように草刈りをしてやろうと考えていました。
ですが、先生たちの心は不屈でした。
畑や保健室周りの除草を行い、綺麗にしてくれました。

畑のヒマワリも保健室前のトウモロコシも喜んでいるように見えるのは、気のせいでしようか?

先生たちの夏休み日記:運動会に備えて

7月25日(水)
運動会でかなめとなるのが音響施設。
特に子どもたちがたくさん練習して、本番をむかえる表現種目は、音楽がきちんと流れなかったら大変なことになります。
そこでアンプやCDプレーヤーなどの機器をセッティングして、音響施設のテスト放送を行いました。
9月になってから、万が一、故障していることがわかったら、修理が間に合わなくなってしまいます。

テスト結果はおおむね良好。
あとは9月の気温が高くないことを願うばかりです。

2018年7月25日水曜日

先生たちの夏休み日記:清掃&整理整頓

7月25日(水)
夏休みに学校で先生たちは何をしているのか?
例えば、普段なかなかできない清掃や整理整頓も、その1つ。
この日は体育担当の先生が校庭北側の体育倉庫の大掃除。
中にある体育関係の物品全てを外に出し、倉庫の中を大掃除。
ボールの入っていたカゴを洗ったり、ゼッケン番号の書いてあるビブスを全部洗濯して、たたんだり。
そして、再び、整理整頓をしながら物品をしまっているのです。

きっと2学期が始まっても、子どもたちは、先生がこんな風に掃除をしたことなんか、気がつかないでしょう。
でも、こうした人目に気づかれないような地味で面倒な仕事が、夏休みにいっぱいしているのです。

先生たちの夏休み日記:第4回プログラミング教育研修会②

次に行ったのが、AとBがくっつくとCになるというプログラミングです。
動き回る人間にインフルエンザの人間がぶつかると、患者がどんどん増えていくというシミュレーション映像を作成しました。
これが、論理的に考えないと完成できず、先生たちも大苦戦。

最後はコンピュータグラフィックス映像作り。
幼稚園児でも簡単にできるプログラミングの手法で、華やかな動く模様を、作っていきました。

ビジュアル型のプログラミングも奥が深く、とても楽しいものでした。
先生たちは「早く子どもたちにも体験させたい」と、感想を述べていました。

先生たちの夏休み日記:第4回プログラミング教育研修会①

7月24日(火)AM

この日はビジュアル型、すなわちコンピュータの中のキャラクターなどを動かすプログラミング学習。
講師は内田洋行の五十嵐さん。
コンピュータのことを知り尽くしているICTインストラクターです。

最初は「ビスケット」というソフトを使って、コンピュータの中で作った海の生物を泳がしたり、幽霊をふわふわ飛ばしたり、卵から何かを生まれさせたり。
五十嵐さんは「さすがは先生。絵が上手いし、発想力が素晴らしい」と、何度もおっしゃってました。

圧巻は先生たちそれぞれがコンピュータで作った海の生物が、同じ海の中で一斉に泳ぎ出したときでした。
これが子どもたちだったら、間違いなく歓声が上がるでしょう。

神奈川新聞に掲載されました

昨日、7月24日の神奈川新聞に中津第二小学校のプログラミング教育研修会のことが掲載されました。

カナコロからも見ることができます。
ご覧ください。





先生たちの夏休み日記:第3回プログラミング教育研修会②

7月23日(月)PM
ひと通りコンピュータでプログラミングをしてモーターを動かすやり方を、学んだところで、金井教授から本日のお題が発表されました。
それは「最先端の扇風機を作ろう!」です。

先生たちは2人1組になり、創意工夫を凝らして扇風機の形を作り、プログラミングを作っていきます。
ああでも無い、こうでも無いと試行錯誤を繰り返して。

研修会の締めくくりは、作った扇風機の発表会。
これがまたユニークな作品ばかり。
人が通ると動く扇風機、
光の色とタブレットに映し出される写真が変わる扇風機、
「動け!」「止まれ!」の声に反応する扇風機、
左右に移動する扇風機
などなど、とってもおもしろい発表ばかりでした。

なお、このフィジカル型のプログラミング教育は夏休み明けの9月早々に、中津第二小学校の4年生から6年生までの全ての子どもたちを対象に、金井教授のスペシャル授業として実施する予定です。