コンピュータを使わないプログラミング教育をアンプラグドと言います。
プログラミングの考え方を利用した算数のかけ算の授業です。
23×3の筆算をどのような手順でやるのかを考えるのです。
手がかりは、前に習った23+3の筆算のやり方。
4人で額を寄せて考えます。そして、小さな黒板に書いていきます。
「ねえねえ!位をそろえるって書かなきゃ」
「3と3、3と2、どっちを先に掛けるんだっけ?」
4人で考えます。
プログラミングの「細分化」や「順次」「繰り返し」「分岐」などの考えとリンクしていきます。
先生に筆算のやり方を教われば5分で済む話です。
ですが、こうして自分たちで考えることが論理的思考力を育み、本物の力になるのです。