上の写真を見て、何か気がつきませんか?
同じような写真が何枚か続いていますよね。でも、よく見ると担任の先生の服が違います。そう。実は授業日が違うのです。
1年生の子どもたちに説明文の内容を理解させるのは骨の折れること。
ましてや、筆者の工夫をとらえさせるのは、困難です。
そこで、担任の先生は工夫をしました。
生き物の名前→赤
場所→青
体のこと→緑
かくれ方→黄色
と、説明文の文章を色分けさせたのです。
説明文のタイトルは『うみのかくれんぼ』。
まずは、「はまぐり」の説明の段落を色分けさせるのに1時間、次の日.「たこ」の説明の段落を色分けするのに1時間を使います。
すると、どちらの段落も同じような色分けできることをビジュアル的に理解するのです。
こうして、説明文とは同じ書き方を繰り返して、読み手にわかりやすく書く工夫をしていることの理解に、ビジュアル化して成功させたのです。
先生たちは、日々こうして教材研究をして、授業を工夫しています。